フランスとイエズス会の関係

フランスの「カトリック勢力は一枚岩だったわけではない。
ローマ教皇権の介入をできる限り排除しなければならなかった。
この点で、イエズス会士は、
入会時に「教皇への服従」の誓いを立てていたため、
常に微妙な立場にあった。
世論はイエズス会士を「教皇の手先」とみなし、
彼らへの反感のまなざしを強めていく。
最終的に、1764年の王令により、王国内のイエズス会の廃止が決定されるに至った。
イエズス会の活動がフランスで再開するのは、
フランス革命、さらにナポレオン第一帝政が終わった1815年に入ってからである。」

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