フリーメーソンはブルジョア

フリーメーソンの普及は、貴族的エリートの規範から外れたところにある
独特なブルジョア文化の表現の一部をなしていた。
(フリーメーソンについては情報が錯綜しているので、
あくまで1つの見方にすぎませんが。)

科学、進歩、理性、啓蒙、自由、百科全書、消費文化、世界市民、
人間に普遍的に内在する権利、愛国者(パトリオット)、民主主義、
などなど、ブルジョア革命には興味深い思想が含まれていますが、
マルクスの共産主義、プロレタリアートによる階級闘争
を忘れてはならないでしょう。

ブルジョア革命は、絶対王政と神権政治を批判しましたが、
経済的弱者(労働者)には、搾取の思想で臨んだのです。

「ガゼット・ド・レイド」というブルジョア的雑誌は、
プロテスタント(恐らくはカルヴァン派)により、
賃金労働者の手の届く範囲をはるかに超える支払いで、
オランダで発行された。

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