ローマ帝国の暗愚な皇帝とドルイド教に関係はあるのか?


はっきり覚えていないので、誰かに調べてほしいのですが、
ミシュレによると、古代ローマ帝国の愚かな皇帝とされている人たちは、
ガリア(ケルト)のドルイド教を信仰したから、
キリスト教から低い評価を与えられているのではないか?という。

ガリア人(ケルト人)はローマ共和国の、ユリウス・カエサルに征服されましたが、
その文化の影響は未だにフランスに残っているらしいです。

カエサルと戦ったガリア人、ウェルキンゲトリクスは、ウィキペディアによると、
「近代に至ってもウェルキンゲトリクスはフランス最初の英雄、
ガリア解放の英雄とされ、かつてアレシアの町があった
現在のアリーズ・サント・レーヌ村にはナポレオン3世の命によって銅像が建てられた。
また、フランス人彫刻家フレデリク・バルトルディ作のウェルキンゲトリクスの像が、
クレルモン=フェランの中央広場に建てられた。
そのほか、サン=ジェルマン=アン=レーには彫刻家エメ・ミレー作の像が建てられている。

最近では、1959年に始まったフランス発でヨーロッパとその旧植民地全体へ広がった人気漫画
『アステリックス』シリーズにはウェルキンゲトリクスの姿が投影されている。」

ミシュレによると、ガリア人は自由を好む人種だとのことですが、
(ゲルマン人はリーダーシップを好むらしい)、
僕が適当に類推すると(根拠はありませんが)、実存主義者サルトルが、
「この不条理な世界に投げ込まれ、自由の刑に処された、いまだ何者でもない…」
と自由を好むのも、もしかするとガリア人の文化が影響を与えているのかもしれません。

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