ナポレオン3世の時代のパリの大改造は、ブルジョアジー出身のオスマンが担っている。 パリのオペラ座の豪華趣味の装飾は、ブルジョアの美意識に迎合したものになっている。 カルヴァン派は禁欲的であるらしいのですが、ブルジョアは豪華趣味なのですね。 だからブルジョア即カルヴァン派ではないのかもしれません。 時代から見ても、ブルジョアは宗教改革以前から存在します。 ただ資本主義の形成、ブルジョア革命とカルヴァン派の革命の類似を見ると、 両者が関係あるのか無いのかは、まだ僕には理解できないところです。 マルクスはピューリタン革命をブルジョア革命だと考えているのかもしれませんが、 ピューリタンはカルヴァン派ですものね。